はいさーい!
現場担当の宮城です
なんと前回のブログから一か月も経ってしまいました
その間生残率を上げるための試験や実験などを繰り返したりしておりますが
試験データの公表等はできませんのでなかなかブログネタが見つからす投稿できておりませんでした
梅雨時期などでテンションダダ下がりだったのもありますが・・・
しかしこのブログを読んでくれてる方もいらっしゃいますので何とかネタをひねり出してみます!
とは言いましても今回はタツノオトシゴ以外の事になりますが是非読んでいって下さいね
先週スケジュールが色々と変更になったこともあって
4連休を頂けたので地元沖縄に里帰りして参りました
東海大学での研修が明ける9月以降忙しくなりそうですし飛行機も安い今のうち!
しかし分かり切ってたことですが梅雨時期で天気は最悪
フィールドワークも兼ねて海に潜ってみようとも思いましたが断念
思うようにはいきませんね
そういえば自宅でお気に入りのグラスを割ってしまったので
お土産の購入ついでに自分へのご褒美も兼ねて新しい物を買おうと思い
本島南部の糸満市へ車を走らせました
そこで今回のブログのサブタイトルにつながるのですが・・・
皆さんは沖縄旅行のお土産と言ったら何が思い浮かびますか?
メジャーどころで
食べ物だと紅イモタルトやちんすこう、果物
そして泡盛と最近はクラフトビールも熱いですね!
グッズなら沖縄の文化や動物をフューチャーしたTシャツ、やちむん(陶器)
琉球ガラスを買われる方も多いと思います
![](https://cctjapan.co.jp/wp-content/uploads/2022/06/23587377_s.jpg)
南国をイメージさせるカラフルな見た目と涼しげなデザインは大人気ですよね
泡盛をロックで飲みたくなります…!
個人的には混じりっ気のないカラーのシンプルデザインが好みです
そしてご存じの方もいらっしゃるかと思いますが
琉球ガラスは戦後間もないころ米軍が廃棄していたコーラやビールなどのガラス瓶を
再利用して作られたことが最初とされています
![](https://cctjapan.co.jp/wp-content/uploads/2022/06/2f53ce258069620612ba2a7f47e74fab.jpg)
portriver marketにて
当時は戦後の資源難で仕方なくそうするしかなかったようですが
その努力が実を結んだ結果伝統工芸品やブランド品として人気を博しています
もちろん現在も廃材を再利用して作っている工房さんが多いのですが
私一押しは糸満工房さんと沖縄県内最大のリサイクル会社である拓南商事さんとのコラボ企画
madoシリーズ
![](https://cctjapan.co.jp/wp-content/uploads/2022/06/a85170174907637f9eff8563d89cf9a7.jpg)
![](https://cctjapan.co.jp/wp-content/uploads/2022/06/5d1edb43258263fd678dbd016b55f162.jpg)
琉球ガラスは青や赤などの派手な色味が主流ですが
こちらのmadoはアイスグリーンとシックなブラックと落ち着いた印象になっています
というのも実はこのシリーズの原材料はスクラップになった自動車の窓ガラスなのです
![](https://cctjapan.co.jp/wp-content/uploads/2022/06/ceb58b6a852d2a1dab6d5b46af8bd6b0.jpg)
普段は気づきませんが車の窓ガラスって緑がかっているんですよね
ブラックの方は廃スモークガラスが原材料になっています
車社会の沖縄県は年間で多くの車が廃車になっているのですが
それを日用品に再加工するなんて良い着眼点
2年間でなんと約2000トンの廃窓ガラスを生まれ変わらせたそうです
2000トンってピンとこないですよね
ピンとこないくらい凄い量です
こちらは私も実際に自宅で愛用していますし
SDGsについて調べるきっかけにもなった商品です
madoはふるさと納税の返礼品になっていたり、那覇空港でも購入できますので
気になった方がいらっしゃいましたら是非調べてみてくださいね
そしてもうひとつ
琉球ガラス村×宮平乳業×le cocon(ルココン)のコラボグッズ「にゅうにゅう瓶」
![](https://cctjapan.co.jp/wp-content/uploads/2022/06/e302063f724747fad28c521311184efe.jpg)
こちらは廃牛乳瓶を生まれ変わらせた品です
そして外箱は就労支援施設の方々が丹精込めて作った温かみのある意匠になっています
手に取った時に子供の頃空き箱などのごみで工作をした時の
懐かしい思い出が仄かに浮かび上がりました
le coconさんは飲料パックを再利用して鞄をメインに制作されていて
現在47都道府県のご当地牛乳パックでトートバッグを作成するという
47Pack Backプロジェクトを進行中とのこと
それにしても調べれば調べるほど面白いですねー
このように琉球ガラス以外にも人や自然に優しい原材料を使用したグッズは多いので
是非開発・発売に至るまでの経緯も含めて調べてみた上で購入されるのもおススメです
こういった商品をお土産の選択肢に加えることで
相手に渡す際にその商品に込められた思いを一言添えてあげれば意識のお裾分けも出来ます
せっかくならお土産だけではなくお住まいの地域のご当地SDGsグッズも是非調べてみて下さいね
というわけで今回はタツノオトシゴに直接関係する内容ではありませんでしたが
ここまで読んで頂きありがとうございました!
私たちも今後グッズ展開をすることになったりしたら
是非ともこういった取り組みの一員になりたいですね
今からでもワクワクします!
それにしてもブログを書いているとまた沖縄に行きたくなりました
チャンスがあれば海で天然のタツノオトシゴを写真に収めてみせます!
次回は研究室で飼育しているちょっと珍しいタツノオトシゴについて紹介しようと思います
乞うご期待!
ではでは~