きたぞ!〇〇!

はいさーい

HAMANAKO-BASEの宮城です!

今回のブログは前回の続きです。

行くぜ!でしたが今回は来たぞ!です。

大荷物を抱えて電車で目的地の最寄り駅に到着しました。

「ゆめす」と思っていたのですが「ゆめしま」でした。

皆さんもうお分かりでしょうが、そうです大阪・関西万博です!

スタッフ専用ゲート

メディアデーという報道機関の方々向けのプレオープン前日の訪問でしたので
万博に携わっている方たちでごった返しておりました。

当たり前ですが海外の方も多く、さすが国際万国博覧会だなぁと。


「くるぞ、万博」

日本国際博覧会協会(万博協会)の公式キャッチコピーです。

私は浜松より「きたぞ、万博」という感じです。

早朝タツノオトシゴの世話を終わらせての長旅ご苦労さんと自分自身を労いたくなるほど運転疲れました。

しかしここからが本番です。

今回タツノオトシゴを展示させて頂くのは東ゲートを入ってすぐの場所にございます。

大阪ヘルスケアパビリオンの外に設置されている「いのちの泉」

写真左側の球体!かっこいい!

これは水耕栽培と陸上養殖を組み合わせた循環型生産システムの展示になります。

・趣味で観賞魚の飼育や観葉植物のお世話をやったことがある方は
「アクアポニックス」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

魚の養殖(アクアカルチャー)」と「水耕栽培(ハイドロポニックス)」を
組み合わせた循環型の農業システムです。

ざっくり説明すると:

  • 魚が排泄物を出す → それが水中にアンモニアとして溜まる
  • バクテリアがアンモニアを分解し、植物が栄養(硝酸塩やリン)として吸収
  • きれいになった水がまた魚の水槽に戻る


要は魚のフンが植物の肥料になり、植物が水をきれいにして魚に戻す
という「お互い助け合う」仕組みです。

野菜と魚を同時に育てられるので、持続可能な農業方法として注目されています。

たまに水槽の上部フィルターで観葉植物を育てている方がいらっしゃいますが、
それを大規模にして商業利用しよう!というシステムですね。

淡水の「ネイチャーアクアリウム」や海水の「リフジウム」にも近いかもしれないです。

球体のガラス温室の下部をぐるっと囲うように水槽が設置されており、
チョウザメやマダイ、ニジマスや美味しそうなトラフグなど食用の魚が泳いでおります。

その水槽の中で淡水飼育水槽の水をポンプで温室上段の水耕栽培ゾーンに送水するシステムみたいです!

しかもその植物の植わっている鉢は機械で動きますので、効率的に日光を取り込めるとのこと。

昔ビルの最上階などに回転する展望レストランがあったかと思いますが、そんな感じです。

ちなみにですが海水水槽の水はどの植物に利用されるのかと言いますと

  • ハマホウレンソウ
  • シーアスパラガス

上記二種の水耕栽培ゾーンに循環しております。
塩水でも育つ草があるのですね…!

名前が美味しそうですが、やはり食用になるみたいです。
いつか食べる機会が訪れると嬉しいです。

さて我らがHAMANAKO-BASEのタツノオトシゴがどこにいるのかと言いますと

最下部の大きい水槽の一段上、温室の一番下に設置された水槽です。

クロウミウマ!
ラインドシーホース!

残念ながら設備や作業風景は掲載NGとのことですので結果のみになってしまいます…!

ですが半年間の展示ですので、その間アップデートすることもあると思います。

例えば展示されているタツノオトシゴの種類が変わったり…?

レイアウトが変わったり…?

開園中は作業が出来ませんので今後赴くとすれば開園前or閉園後になるはずです。
もし開園時間中にコバルトブルーやネイビーのポロシャツを着た男前がいのちの泉近くにおりましたら
それは私かもしれません。

ちなみにシステムについては下のリンクから見ることが出来ますよ!
いのちの湧水|展示内容|大阪ヘルスケアパビリオン



大屋根リングなど見所満載の大阪・関西万博
各国のパビリオンは凄く立派でかっこよく、タツノオトシゴはそれに比べるとはるかに小さいのですが

一人でも多くタツノオトシゴについて興味を持ってくれたら嬉しいです!

壮大

このような世界的なイベントに携われることが出来て非常に光栄です!

次はプライベートで行ってみたい!

みなさんタツノオトシゴ可愛いですよ~!


今回もここまで読んで頂きありがとうございました!
ではでは~

この記事を書いた人

崚 宮城

宮城崚