海外からやってきた生き物たち。

皆さんごきげんよう現場担当の中村です!

今年もあと少しで終わってしまいますね・・・

前回、前々回と私が見つけた生き物について紹介してきました。紹介した生き物はすべて昔から日本にいる固有種と呼ばれるものばかりでしたが、生き物観察をしていると海外からやってきた生き物に遭遇することがあります。

それでは私が見つけた海外からやってきた生き物【外来種】を紹介していきたいと思います!

まずはこれ!アメリカザリガニです!

今や日本のどこの川でも見れる生き物になりましたね・・・

日本に生息しているザリガニの種類は3種類でそのうち2種類は特定外来生物にしていされており、唯一日本に在来しているザリガニは二ホンザリガニです。二ホンザリガニは北海道と東北地方の限られた地域にしか生息しておらず、水の冷たいところに生息しております。またもう一種類のザリガニがウチダザリガニと大型のザリガニで二ホンザリガニと同じく冷水に生息しており二ホンザリガニを絶滅の危機に追いやっているとのことです・・・ですのでもし身近でザリガニを見つけても寒い地域以外はアメリカザリガニと言うことになります笑

アメリカザリガニは2023年6月1日より「条件付特定外来生物」に指定され販売や放流が禁止されました。飼育しているアメリカザリガニがいる場合は、寿命を迎えるまで脱走を防ぎつつ終生飼育する必要があります。もし飼いきれなくなってしまったら、新しい飼い主に譲渡するか、個人や団体などに無償で引き取ってもらいましょう!

続いてはこちらです!ミシシッピアカミミガメです!

ミシシッピアカミミガメもアメリカザリガニと同様に日本全国の川で見ることのカメになります。一昔前は縁日などでカメ掬いなどでミドリガメとして身近でみることができましたね!小さくてかわいらしいミドリガメは成長するにつれどんどん大きくなり、いかつい見た目のミシシッピアカミミガメと成長していきます。最大の大きさは何と約30㎝になり爪も伸びかむ力も強くなります。そしてとても長生きです。そういったことから川などに逃がされ日本各地で生息して在来の生物を脅かす存在となってしまいました・・・ミシシッピアカミミガメもアメリカザリガニと同様で2023年6月1日から「条件付特定外来生物」に指定されています。

親子で大きさも色も違いますね笑

続いてはこちらです!ウシガエルです!

こちらも市街地付近の河川や公園の池などでたくさんみることができるカエルですね・・・大型の型のカエルで名前の通り夜にモーモーと牛の鳴き声によく似た鳴き方をします。かなり臆病で人が近づいたらすぐに水の中に飛び込んで逃げてしまいます。ですが食欲旺盛で動いている虫や魚などを丸呑みしてしまうので小さな鳥なども食べることがあります・・・繁殖力も凄く、オタマジャクシも大きく食欲旺盛のため、在来の生物を脅かす存在になってしまっております。このウシガエルは先程紹介した「条件付特定外来生物」ではなく【特定外来生物】と政府が指定しております。

この【特定外来】というのは飼育、保管、運搬、販売、輸入が原則として禁止されています。

最後に私はまだ見つけたりしてはいませんが最近日本で多々見つかっている危険な【特定外来生物】についてお話いたします。

その危険生物とは「セアカゴケグモ」です。見た目は小さく見た目は様々で腹面に赤色の斑紋があるのが特徴で背面が真っ黒の物、茶色や灰色を基調として変異が多いそうです。

セアカゴケグモは攻撃性はありませんが触ると咬まれることがあり、局所の疼痛、熱感、痒感、紅斑、硬結、区域リンパ節の腫張が生じるそうです。
通常は数時間から数日で症状は軽減しますが、時に脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が数週間継続することがあるそうです。重症例では、進行性の筋肉麻痺が生じるそうです。
日本では主に6~10月にセアカゴケグモの咬傷例が報告されており、ほとんどが軽症ですが、重症化することもあります。


咬まれたときは、すみやかに医療機関にご相談ください。重症化した場合は抗毒素血清による治療が必要です。
日本ではセアカゴケグモの毒で死亡した例はありませんが、オーストラリアでは死者が出ています。

今回は海外からやってきた生き物を紹介していきました!まだまだ発信していきたい内容があるので次も楽しみにしていただけると幸いです!また新たに発見などがありましたら更新します!

今回もここまで読んで頂きありがとうございました!!!

ではでは~

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