【Jクレジット制度】温室効果ガス削減への取り組み

こんにちは!
現場スタッフの松本です…とこれまでご挨拶しておりましたが、
今後は「広報・PR」をメインに活動させていただく予定の松本です!😊
NEW松本も今後ともよろしくお願いいたします🙇

さてさて、私の事はさておき、
今回もなんだか難しそうなタイトルですね~😖

【Jクレジット制度】はざっくり言うと
「国が温室効果ガス削減のために取り組んでいる制度」の1つなのですが、
公式HPの説明を読んでも、むむむ…わかりにくいぞ😵ということで
今回も出来るだけ分かりやすく、かみ砕いていければと思います!
具体的な例も紹介するので最後までお付き合いいただけると幸いです!

では、早速参りましょう!

【Jクレジット制度】とは…
省エネ設備の導入や再生可能エネルギーの活用によるCO2等の排出削減量や、
適切な森林管理によるCO2等の吸収量を、クレジットとして国が認証する制度です。

(経済産業省HPより抜粋)

https://wastebox.net/service/emissionrights/

松本語に変換すると、
「CO2等の削減頑張りました!」という人(企業など)がいます。
それに対して国が
「ありがとうございます!でもどれ位削減できたか明確にしないと価値がわかりませんね…。
しかも、せっかく削減してくれたし、その分を役立てたいなあ。
じゃあ、私達(国)がそれを”これだけ削減できて、どれだけの価値がある”と審査して、
その価値を「クレジット」と定義するね!

そうしたらその価値を売買できるようになるよね!」
…ということです!笑  伝わりましたか…??

このようなイメージです↓

https://konze-forest.com/j-credit/

つまり、まとめると
「削減・吸収できたCO2等の量」という”目に見えない価値”を、
国の基準にもとづいた審査のもとで「クレジット」として可視化し、販売可能にしている

これが【Jクレジット制度】です!

この制度が具体的に何の役に立つのか…
そこで注目したいのが「カーボン・オフセット」というものです!

またまた難しそうな言葉が…でも簡単なのでご安心を!

どうしても削減できなかったCO2等の排出量を、
別の場所で削減されたCO2等の排出量分の「クレジット」を購入し、
支援することで埋め合わせすること

これが「カーボン・オフセット」です!

https://all62.jp/jigyo/carbonoffset.html

もーっと簡単な図でみてみるとこんな感じ!

https://www.tainavi-next.com/library/576/

例えば!
「環境に優しい車」を作るとしましょう🚗

工場の電気を太陽光発電などのクリーンエネルギーで賄ったとすると
一見クリーンな車ができあがったように思いますが、
車の部品などの原料には化石燃料が大量に使われていたり、
仮に原料に配慮したとしても、輸送する際にCO2が発生してしまいますよね💨

この様に、「どうしても削減できない部分」というのはでてきてしまいます。

そこで!
「Jクレジット制度」に加入されている、
沢山木を植えてCO2を削減している企業があるとします🌱
その企業が削減した分の「クレジット」を、
車を製造する会社が購入する形で支援することにより、
「どうしても削減できない部分」の埋め合わせをする
、といった感じです!

イメージしていただくことが出来たでしょうか??

現在弊社では「たつのおとしごプロジェクト」を実行しておりますが、
「アマモ場再生プロジェクト」も計画しております!
このアマモ場再生に取り組むことで、
CO2削減にも貢献していきたいと考えているんです!

魚介類の成育の場(海のゆりかご)海水浄化の場として知られている”アマモ場”
いま、このアマモ場が減少していることが大きな問題になっています…。

https://www.env.go.jp/water/heisa/heisa_net
/setouchiNet/seto/g1/g1chapter3/
mobahigata/mobatowa/index.html

アマモ場が海の生き物たちを豊かにするために必要不可欠なのは勿論ですが、
アマモが「水中だけでなく大気中のCO2も吸収している」ことも分かっているんです!

しかも、光合成に利用する炭素の内、
平均17%を大気中CO2から吸収しているんだとか…😧

https://www.hinase.net/amamo/

え?海中でゆらゆらしているのに…??
と疑問に思いますよね!

実は、潮位が下がるとアマモが海面に顔を出す時があります。
その時にアマモの葉上に薄い水の膜が残り、CO2のガス交換が促進されているのだそう!

気候変動の緩和策として、ブルーカーボン(海洋生物による二酸化炭素の貯留機能)
注目されている今、アマモがより大きく貢献してくれることに期待が膨らみます!

「アマモ場再生プロジェクト」では、
アマモの種苗生産からスタートし、まずは現在たつのおとしごを育てている目の前の湖畔に
アマモ場を形成することを目標にしています。
そしてそこから、その種苗をアマモ場再生に挑戦したいと思われている
個人から法人・団体に提供することでアマモ場再生プロジェクトの輪を広げ、
Jクレジットの参加させていただく、それが叶えばいいなと夢を膨らませているんです!

私たちに大きな恩恵をもたらしてくれている海に恩返しができるよう、
また、この広い海を守るために地球に優しい環境づくりができるように
尽力していきたいと思います!🌏

今回は「Jクレジット制度」「カーボン・オフセット」「アマモ」まで
ボリュームたっぷりでお届けしました!
やはり環境の事になると熱くなってしまいますね!🔥

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
ほんま、おおきに😊

次回もお楽しみに!
ではでは~!

参考
(https://japancredit.go.jp/about/outline/)
(https://selectra.jp/environment/guides/renewable-energy/jcredit)
(https://www.youtube.com/watch?v=S3BSxJq1Lv4)
(https://www.pari.go.jp/unit/ekanky/member/kuwae/assimilation-of-atmospheric-co2-by-seagrasses/index.html)

この記事を書いた人

松本 早詠

松本 早詠