空気が出ない!

はいさ~い

MURAKUSHI BASEの宮城です!

前回のブログからまた期間が開いてしまい申し訳ございません…

今年の夏も暑く、一日に4リットル弱は水分補給をしております。

浜松って本当に暑いですよね^^;

外の作業も暑いのですが、ビニールハウス内も暑い時で40度以上は優に超えてきます。

そんな暑いところで何をしているんだ!と言われそうですが、
タツノオトシゴの餌となる活餌を管理しております。

活餌の多くは水温を高く設定して管理しますので 
冬も暖かいビニールハウスは管理するのに良いのです(夏は暑いですが!)

日々の業務がタツノオトシゴの世話担当活餌の担当に分かれているくらい活餌の管理はとても大事なのです。
種苗センターで働いたことのある方なら分かるのではないでしょうか。

そんなある日、活餌担当のスタッフから

宮城さんエアーが弱いです!との報告

見に行ってみると複数ある水槽のうち一台のエアーが全く出ておりません。

これでもバルブ全開です

他の水槽は活餌が全滅する程では到底無いものの、やはり普段より弱くなっていました。

エアーが弱くなる要因で考えられるのは主に3つでしょうか。

1.エアストーンまたはエアチューブが詰まった!

2.配管が外れて空気が漏れている!

3.ブロワー(エアポンプ)が壊れた。または部品交換の時期!

エアストーンとチューブを交換しても直らず、配管が外れている様子もありませんので
やはり怪しいのはブロワー本体でしょうか。

ダイアフラムブロワと言います。

大晃機械工業さんのブロワーには多くの方々がお世話になっている事かと思います。
壊れにくいしパワーも強い!

手をかざしてみると本体のどこかからエアーが漏れている様子。
おそらくパッキンなどの部品が消耗してきたであろうと結論付けました!

いくら信頼のある機械といえども消耗品はその名の通り消耗品ですから
定期的に交換しないと最大限力を発揮することが出来ませんね。

部品を発注してさっそく交換作業に移ります。

すぐ届く!

改めて考えてみても注文した翌日に届くって凄い事ですよね。
高速道路のSAで休憩している長距離トラックを見ると心の中で感謝の言葉が止まりません。

早速説明書を読みながら分解。
分解した部品が紛失してしまわないように緊張しながら丁寧に…

ボルトを外し、ハンマーでカンカン叩くとボディが外れるとか

ゆっくりやれば簡単に分解できますね!

赤丸の部分が切れているようです。
そこから空気が漏れていたのでしょう。

ちゃちゃっと交換しましたが違いは一目瞭然ですね!

気持ちいい!

古いパーツは見ての通りボロボロ
このブロワーが稼働し始めて1年半ほどでしょうか?
よく頑張ってくれました。

ありがとう~!

早速再設置して電源を入れてみると…

強すぎるくらいにボコボコ!

完全復活です!これで一安心!

タツノオトシゴの日々の観察を怠らないのは勿論なのですが
機械も観察も日々行っております。


それにしても今回の台風は大きいですね!
秋雨前線も重なって線状降水帯があちこちで発生するとか…

昨晩も一瞬ですが停電がありましたので、夜中にタツノオトシゴ達の様子を見に行きました。
何の異常もありませんでしたがこれからが台風本番なので戦々恐々としております。

台風対策として外に置いてある飛んでいきそうな物は全て屋内に移動させましたので
きっと大丈夫だとは思いますが、敷地外から何も飛んでこないことを祈ります…

ちなみに私の地元沖縄の実家でやっていた対策は

1.植木などの飛んでいきそうなものを屋内に仕舞う。

2.窓のサッシに新聞紙を詰める(横殴りの雨ってサッシから浸水してくるんです)

3.とにかく外に出ない!(めちゃくちゃ大事)

これだけでございます。
参考にしてみてくださいね。

ここまで読んで頂きありがとうございました!

ではでは~。

この記事を書いた人

崚 宮城

宮城崚