こんにちは!
広報/PRの松本です!
もう今日は前置きなんて書きません!
MURAKUSHI BASEにてカミソリウオの赤ちゃんが誕生したんです!!🎊
これは本当に凄いことで、
飼育下でのカミソリウオの誕生は、聞いたこともありませんし
探した限り全然情報がありません…!
カミソリウオ自体に関する論文もこれまたなかなかヒットしないんです…
MURAKUSHI BASEスタッフで元水族館職員の方たちも飼育したことがないと…😯
どんなお魚さんで、赤ちゃん誕生がなぜ凄いのか、
一緒に見ていきましょう~!
こちらがカミソリウオの成魚です!
千切れた海藻の真似をして隠れる達人!
海の中で見つけるのはなかなか大変そう…😖
カミソリウオはタツノオトシゴ達と同じ【トゲウオ目】のお魚さんです。
タツノオトシゴの親戚のような立ち位置ですね!
親戚とはいっても、
タツノオトシゴの最大の特徴でもあるオスに育児嚢があるという部分は異なり、
カミソリウオはメスに育児嚢があるんです!
もう頭がこんがらがっちゃいますね笑
なので、今回の出産もお母さんが頑張ってくれました!
そして産まれた赤ちゃんたちがこちら…
体長5mm~1cm程で、透明な体に黒い点々がしっぽまで!
タツノオトシゴの赤ちゃんとは違い、泳ぐのがとっても速いです!
じっとしているかと思えばぴろぴろぴろと体を震わせて泳ぎます。
メダカやハゼなんかと泳ぎ方は似ている感じがします😲
下の動画はお母さんの水槽で赤ちゃんが産まれているのを
発見した時の様子…
体が透明すぎて探すのも一苦労…😫
水槽上部に数匹、下部にも数匹いるのがよく見ていただけるとわかると思います!
本当に糸みたいな細い姿で泳いでいます。
見つけられましたか??
わかりやすい3匹をマークしてみました!
伝わってほしい!😭
見つけにくいのに、逃げ足も速く、透明で体も弱そうなので
本当に気を付けながら回収しました!😫
赤ちゃんもぷるぷる泳いでいますが、
私も興奮と緊張の中、追いかけるのに必死でぷるぷるしました笑😂
現在はMURAKUSHI BASEスタッフの皆で
論文を探したり、自身の研究データにヒントがないかあさってみたり、
それぞれの師匠に連絡をとってみたりと全力で対応です!
正解はわかりませんが、
三人寄れば文殊の知恵だと信じて、
全員で協力して、愛情をたっぷり注いで飼育に挑戦していこうと思います!🙌
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ほんま、おおきに😊
また次回もお楽しみに!
ではでは~!