【第1弾CITES編】海外からの新しいお仲間をお迎えに!

こんにちは!
広報/PR担当の松本です!

お久しぶりの投稿になってしまいました…
遂に12月!今年も終わってしまいますね…🎅

今年はこんな1年だったなぁ・・・と締めくくりに入るこの時期に、
この1年どころか、人生で初めての経験をしてきました!

それは、なんと
【CITES(ワシントン条約)の輸出許可を得て輸出された生体の引き取り】です!
もちろんタツノオトシゴさん達ですよ~!🐲

今回のこの記事では、
まずは【CITES(ワシントン条約)】についてと
海外のタツノオトシゴさんが日本に来るまでに行われていることをお伝えし、

次回の「実際の引き取りからMURAKUSHI BASEでの受け入れ編」と合わせて、
海外のタツノオトシゴさんが一体どんな道をたどってHAMANAKO BASEまでたどり着いたのか、
2部に分けて追っていきたいと思います!😊

ではでは、いよいよ【CITES】についてです!

ん??・・・CITES??また難しそうなアルファベットが並んでいますね😅
読み方は「サイテス」です!

『ワシントン条約』という言葉は聞き覚えがあるのではないでしょうか?

ワシントン条約の正式名称は、
”絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約:Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora”

ワシントンにて採択されたことから通称『ワシントン条約』、
頭文字をとって=【CITES(サイテス)】と言われているんです😄

https://cites.org/eng/gallery/species/cites_logo.html

そして、タツノオトシゴ属の皆さんはこの【CITES】『附属書Ⅱ』に記載されているんです😭
また新しい言葉がでてきましたね!
今は頭の片隅に置いておいてください!

順を追って説明していきますよ~!

まずこの条約の目的は、
”国際取引によって生存を脅かされている又は絶滅してしまう恐れのある野生動植物を保護すること”です。
2022年3月時点で183ヵ国及び欧州連合(EU)が締約国となっています。

そして、この条約の本文に規制の対象となる動植物のリストが付いているんですが、
このリストは【附属書】と呼ばれ、規制が厳しい順に【附属書I】『附属書II』【附属書III】にわかれています📝

それぞれの基準を以下にまとめてみました🔽

【附属書I】
絶滅の恐れのある種
国際取引による影響を受けているか受けることのある種が掲げられており、商業目的の国際取引は禁止

『附属書II
国際取引を規制しないと絶滅のおそれのある種
商業目的の取引はできるが、輸出国政府の管理当局が発行する「輸出許可書」が必要

【附属書III】
ワシントン条約の締約国が自国内の動植物の保護のために、他の締約国の協力を必要とする種
国際取引には輸出国政府の管理当局が発行する「輸出許可書」又は「原産地証明書」が必要

文字が沢山で大変ですね~、、😅
松本語に変換して簡単にまとめると🔽

【附属書I】
絶滅寸前!!もう取引禁止!(全掲載種の約3%)

『附属書II
絶滅の危機・・・。取引してもいいけど、許可とってね!(全掲載種の約96%)
    
【附属書III】
「うちの国のこの動植物守りたいんです・・・。協力してください。」というお願いをされた種。
守りたいってお願いされてるから、取引するには許可とってね!(全掲載種の約1%)

それぞれの基準の違いがなんとなくご理解いただけましたかね…?

すご~く簡単にしているので、厳密な基準を知りたい方は
最後にこの記事を書く際に参考にしたHP(経済産業省や税関、WWFジャパン様)のURLを
まとめておくのでそちらから勉強してみてください!😊
     

そして、そして本題に戻りますが、
先ほどお伝えした通り、
タツノオトシゴ属はこの『附属書Ⅱ』に記載されています…📝🐲

誤解されることも多いので、念のためお伝えしておきますが、
国際取引自体が禁止されているのは【附属書I】のみなので、
タツノオトシゴさん達は”国際取引は可能”です!🙆
ですが、取引するためには輸出国政府の管理当局が発行する「輸出許可書」が必要・・・。

この「輸出許可書」を発行するだけでも大変そうですが、
それ以外にも沢山手続きが必要なんです、、

おおまかな流れはこんな感じだそう🔽

https://www.meti.go.jp/policy/external_
economy/trade_control/
02_exandim/06_washington/to_tourist.html

1つの行程をクリアするためにはきっと沢山のやり取りがあって、
想像するだけでも大変ですよね…😭

弊社たつのおとしごプロジェクトではこのように沢山の過程を経て
正式にCITESの輸出許可を得た生体のみを輸入しています😆
今回お迎えしたタツノオトシゴさん達もそうです。
(次回詳しくお伝えしますね!)

いつもこちらのブログでお伝えさせていただいているのは
MURAKUSHI BASEでの出来事がメインですが、
本社にてこのような交渉を重ね、タツノオトシゴさん達をお迎えできるよう
尽力してくださっている方々もいます。

海外から日本の空港にタツノオトシゴさんたちが届くまで、
本社の方々がこのように気が遠くなるような行程を重ね、やっとの思いで日本に到着するんです。

そして今回は
本社の方々が繋いでくださったバトンをMURAKUSHI BASEスタッフが受け取り、
無事にMURAKUSHI BASEへ連れて帰ることができました。

次回はその様子をお伝えしたいと思います😆

今回はボリュームたっぷりでお届けしましたが、
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
ほんま、おおきに😊

次回はいよいよ、成田空港でのタツノオトシゴさん達引き取りです!🛫→🚐
お楽しみに!
ではでは~!

【参考URL】
・経済産業省
https://www.meti.go.jp/policy/external_economy/trade_control/02_exandim/06_washington/index.html
・税関
https://www.customs.go.jp/mizugiwa/washington/washington.htm#:~:text=%E3%81%93%E3%81%AE%E6%9D%A1%E7%B4%84%E3%81%AE%E6%9C%AC%E6%96%87%E3%81%AB,III%E3%80%8D%E3%81%AB%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82&text=%E7%B5%B6%E6%BB%85%E3%81%AE%E6%81%90%E3%82%8C%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%8B%E7%A8%AE%E3%81%A7%E3%80%81%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%8F%96%E5%BC%95%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B,%E3%81%AF%E7%A6%81%E6%AD%A2%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
・WWFジャパン
https://www.wwf.or.jp/activities/basicinfo/3522.html

この記事を書いた人

松本 早詠

松本 早詠