【映画】ゴースト・フリート 知られざるシーフード産業の闇

こんにちは!広報の米山です(^^)/

先日、非常に興味深い映画を観ました。『ゴーストフリート 知られざるシーフード産業の闇』というタイトルです。

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その気になる内容とは、、、

東南アジアで「海の奴隷」として働かされている人々の救出活動を行うタイ人女性を追い、シーフード産業の闇に迫ったドキュメンタリー。水産大国であるタイでは、遠洋漁業に乗船させる乗組員を確保するため、人身売買業者から労働者を調達している実態がある。漁船で働かされている数万人もの奴隷労働者がいると言われている。

日本でもツナ缶やエビ、キャットフードなど多くの水産物をタイから輸入しているが、安さの裏側で犠牲になっている人々が存在するのだ。

人身売買業者はタイやミャンマー、ラオス、カンボジアといった貧困国から集めた男性たちを騙して拉致し、わずか数百ドルで漁業会社に売り飛ばす。2017年にノーベル平和賞にノミネートされたタイ人女性パティマ・タンプチャヤクルは、脅迫など数々の困難に直面しながらも、タイの漁船からインドネシアの離島に逃げた人々を救出するべく命がけの航海に出る。

そんな勇敢なパティマさんは、もう5000人以上救出していてノーベル平和賞にもノミネートされてます。

こういったタイ漁船は、行く先々で漁をします。根こそぎ捕っていくそうです。その結果、魚の漁獲量が減り、国際的に非難を浴びるのも時間の問題だと思われます。

日本もタイの水産物輸出第二位の取引先なので、間違いなく彼らが採った物を知らず知らずのうちに食べてしまっているはずです。私は、この映画を観てから変わりました。缶詰の魚を、安くて便利だと頻繁に購入していましたが、あれから買って食べていません。ツナマヨおにぎりも食べなくなりました。

私がいますぐにできることは、パティマさんのように漁船を追うほど大掛かりなことではないけれど、少しでも違法に漁獲されたものを避けることだと考えています。(明らかにできないこともあるので、国産の新鮮なものを口にすることが増えました。)

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自身の危険を顧みず、見返りを求めず、『助けたい』の一心で行動できる彼女の熱意は圧巻でした。

劇中では被害者が声を上げること、消費者がIUUで漁獲された海産物を拒否することで状況が変わる、というエンドロールがありました。全くその通りだと思います。そしてさらに、地産地消を目指すこと、フェアトレードの重要性を改めて感じました。

私は、お肉よりもお魚派なので海鮮を食べることが多く、シーフード産業について、他人事ではありません。衣類、ファストファッションの話も問題になっていますが、安い物には必ず安い理由があるのだと常々思います。

環境にいいものは高いというイメージがありますが、それは必要な経費の上で適正な価格なのです。安いということは、何かが抜けてしまっているかもしれないのです。

後進国に比べると非常に豊かで、何でも自由に選択できる今、私たちの行動が試されています。

この記事を書いた人

珠央 米山

米山珠央