静岡県水産・海洋研究所浜名湖分場 訪問レポ

こんにちは!広報の米山です(^^)/

今回は、時差投稿となってしまうのですが、5月の日帰り出張の様子をお伝えしたいと思います。

©2022株式会社CCTJAPAN

浜名湖分場の施設内には、様々な生き物がいて特別に見学もさせていただきました。

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⇒アマモがたくさん生えています。この時はじめて本物を見ることができました。

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⇒アマモの種。茎のような部分の内側にみえる黒い粒が種子だそうです。



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⇒ウナギたちもいました。とても大きくなる、大ウナギの種類だそうです。

浜名湖でも、60センチ以上ほどのウナギやアナゴが生息しているそうなのでいつか見られたらうれしいです。(船釣りができたら最高です☺)

アマモは海のゆりかごと呼ばれていて、海の生き物の住処などの役割も果たしています。しかし、それが昨今の気温水温上昇により壊滅的に減少しているのです。

その結果、アサリを例に挙げると10年前の50分の1にまで減少し、アサリの希少価値が上がり市場では高騰することとなりました。(産地偽装問題の発端もこの影響かも…。)アサリ以外にも多くの生き物たちに、被害が拡大していることは言うまでもありません。

私たちが、東海大学と共同研究で育てているタツノオトシゴ。これも浜名湖ではアマモに巻き付いて生活しているケースも多いのです。アマモを守り、再生させることはほかの生き物を守ることに繋がり、私たち食卓や生態系を保持していくことにもつながっていくと考えています。

浜名湖の生態系を守るために、私たちは着々と構想を練り、地域創生・地域密着型というのも念頭に置きながら取り組んでまいります。

浜名湖を訪れた記事は、次回投稿予定です。お楽しみに!

この記事を書いた人

珠央 米山

米山珠央