綺麗な海

はいさーい

HAMANAKO-BASEの宮城です!

他のスタッフのブログと被りますがやはり涼しくなってきたの一言に尽きます。

毎月行っている万博の作業も開幕中は今月がラスト!
今月は19日に行って参りました。
残すは閉幕後の後片付けのみになります。

あんなに暑かった今年の夏涼しくなってきましたが万博は相変わらず熱いです!


まだ6時と開園前ですので人がまばらです。
気温も20度そこそこと過ごしやすくパビリオンを見て回りたいのですがチケットを予約できるはずもなく…

作業終わりにふらふら出来たらいいのですが、予定もあってできません。

あと2週間ちょっとで閉幕のため駆け込み来場者が多く毎日20万人以上と凄い数字になっています!

ゲート前も凄い行列で日傘をさしている方がひしめき合って大変そう💦

ですが皆さん万博グッズを身に着けて気分も浮かれているようで
私もその輪の中に入りたいところでしたがもう無理そうです…!


チヌも藻を身に着けて浮かれているようですよ。

ファンキー

気温も下がってきてタツノオトシゴ達も活発
リュウキュウスガモの調子も良好なのですがやはりコケは硬い!

スクレーパーが大活躍ですがどうしても手首に力が入ってしまうので疲れました。

各国のパビリオンと比べると地味かもしれませんが是非皆さん見に行ってみてくださいね~



この日の作業のあと沖縄に帰省しました。
親戚や友人たちとのんびりすることができました。

時間に余裕があったので子供のころから慣れ親しんでいたビーチに泳ぎに行くことができましたよ~。
あわよくばタツノオトシゴが見たい!

ビーチから200メートルくらい沖に泳がないといけませんがサンゴがモリモリ元気で大好きな海だったのですが…


ありゃりゃこりゃ残念。
サンゴ全滅ですね。

それと以前と比べ物にならないくらいに魚影が薄くなってしまっています。

テーブル状になっている岩は全て元は生きたサンゴでした。
群れている魚もデバスズメダイやオヤビッチャ、ロクセンスズメダイなど
いわゆる観光客向けの魚がほとんどとなってしまいました。

リーフエッジ付近にブイが設置されておりその下に群がっていたのでそういうことなのでしょう。

悲しいですが沖縄は観光立県ですから…

サンゴが元気ならそこに住み着く魚にも多様性が産まれるのですが、
アマモ同様海のゆりかごですからそれが顕著に現れていたと感じました。


私が最後にここで泳いだのは5年くらい前でしょうか?
少なくとも2年前は↓の状態だったようで、私の記憶でも同じです。

幸喜公園北ビーチ スキンダイビング ログ127 – 原付ダイバーの日々開拓日記様より引用させていただきました。

ここ30年近く海水温が高く度々大量白化でその海域はサンゴ全滅!なんてことは何度もあり、
その都度台風の接近で海水がかき混ぜられ水温が下がることにより
瀕死で耐えていたサンゴが復活というのが1つのサイクルでした。

夏を超えれば水温の落ち着いている間、次の夏までに一気に成長します。
造礁サンゴの中のミドリイシに代表されるSPSの仲間は成長速度が非常に速いことで知られています。

しかしここ数年沖縄特に本島に接近する台風が激減
それにより夏場に上がった海水温が下がらなくなり
サンゴは瀕死から復活できず結果瓦礫と化してしまうわけですね。

そしてそこには過酷な環境に耐えられるサンゴだけが生き残り、多様性に欠ける海となってしまいます。
今回泳いだ海も一部元気な部分はあったのですがほぼウスコモンサンゴ、エダコモンサンゴのみでした。

久しぶりに綺麗な海を見れると思ったのにがっかりだ!
なーんて思うのはサンゴに失礼ですのでやめましょうね。

人間のせいなのですから。

何かと考えさせられた帰省でした。

涼しくなってきたと喜んでる場合ではないですね!


来年は皆さんにきれいな沖縄の海をお見せするぞー💪

今回もここまで読んでいただきありがとうございました。

ではでは~👋


この記事を書いた人

崚 宮城

宮城崚