タツノオトシゴの繁殖に特化したMURAKUSHI BASEでは、国内外の数多くの種類のタツノオトシゴの繁殖に挑んでいます。
海外からはワシントン条約CITESの輸出入許可(CITES輸出許可証提示可)を取得して、正式に輸入をした生体を受け入れてブリードしています。
既にご存じの通り、絶滅危惧種として、ワシントン条約II類に分類され世界的に種の保護を行っているタツノオトシゴですが、漢方薬剤として利用している国では、世界の海に出かけて底引き網漁でタツノオトシゴのみならずサンゴやウミガメ等をも一網打尽で捕ってしまい、生態系を破壊しております。
また、日本ではタツノオトシゴ属全種において、その保護を留保しており規制がされていないのが実情です。
弊社は東海大学海洋学部で確立された繁殖技術を継承し、ブリード個体を供給して野生種の乱獲を止めさせる活動を推し進めています。
この活動と同時にタツノオトシゴの特異な生態や絶滅危惧種である事実をより多くの人たちに知ってもらう啓蒙活動として、
ブリード個体を全国の小学校や小児科病院、歯科医院等に寄贈する活動体制も整えました。
この度、弊社のこの活動にご賛同いただける全国の水族館様に無償でMURAKUSHI BASEでブリードしている生体の中から、
ご希望種をご提供させていただくことといたしました。
また、貴水族館様で繁殖させた生体との同種同数による交換もインブリーディングを防ぐ意味において効果的と考えて積極的に行いたいと考えています。
そして、水族館内での稚魚育成が業務上困難な場合は、抱卵個体をお預かりして、60日齢までMURAKUSHIBASEで育て、親魚と共に60日齢まで育った若魚の半数をお戻しする活動も行っています。
展示の際には、弊社で用意する【野生のタツノオトシゴを守りたい】の活動趣旨を説明したパネルの設置をお願いいたします。
生体はMURAKUSHI BASEに直接迎えに来ていただくか、トラック運送会社保冷便にてお送りいたします。
ご提供の準備等に時間がかかりますので、お申し込み順での対応となりますことを予めご了承ください。
現在、繁殖に取り組んでいるタツノオトシゴは下記のとおりです。
1.Hippocampus reidi カリビアンシーホース
2.Hippocampus kuda クロウミウマ
3.Hippocampus barbouri ゼブラスナウトシーホース
4.Hippocampus comes タイガーテールシーホース
5.Hippocampus abdominalis タスマニアンポニー
6.Hippocampus haema ヒメタツ
7.Hippocampus erectus ラインドシーホース
8.Hippocampus trimaculatus タカクラタツ
9.Hippocampus mohnikei サンゴタツ
※時期等によりご提供まで時間がかかる場合がございますことを予めご了承ください。
【野生のタツノオトシゴを守りたい】水族館様へブリードタツノオトシゴ無償提供
※インブリード防止対策の為の交換や異種交換もこちらからお申し込みください。
※インブリード防止対策の為の交換や異種交換もこちらからお申し込みください。
水族館様お申込みフォーム
上記、ご同意ご賛同いただきまして、下記よりお申し込みください。