暖かくなり増えてきた外来種

皆さんごきげんよう現場担当の中村です!

最近は気温も上がりとても過ごしやすく、いろいろな生き物が観察できるようになりましたね!

今回は浜松市で最近特に増えている外来生物を紹介いたします。

まずはこちらです!

先日私が遭遇した特定外来生物のヌートリアです。大きさは40cm~60cmくらいで水辺の近くにある土手や田畑の畔に長く複雑な巣穴を掘って暮らします。淡水産の貝類や希少な植物、農作物への食害例が報告されており、生態系への影響が懸念されているそうです。

遭遇した時私は小さいカピバラがいる!?と驚きました(笑)

次に紹介するのは閲覧注意です・・・

ハイイロコケグモです!

日当たりがよく、暖かいところを好み、地面や人工物のあらゆる窪みや穴に落ち葉などをつけた不規則な巣を作り潜んでいます。その他にも排水溝の中や蓋の裏側、花壇の隙間、縁石の穴、自動販売機の裏、エアコンの室外機の下など普段我々が生活している身近な場所で見られることがあります。 

この前私も遭遇しました💦

ハイイロコケグモは攻撃性はありませんが触ると咬まれることがあり、ハイイロコケグモの毒での死亡例は日本では報告されていませんが、局所の疼痛、熱感、痒感、紅斑、硬結、区域リンパ節の膨張が生じます。通常は数時間から数日で症状は軽減しますが、時に脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が数週間継続することがあり、重症化すると、進行性の筋肉麻痺が生じます。

もし見つけた場合は熱湯をかけるか靴で踏みつぶす等によって確実に駆除してください。素手で触るのは絶対やめてください!

次に紹介するのは植物です!

まずはシロツメクサです!

日当たりのよい野原や道端、田畑から市街地まで幅広い環境に適応しているが、特に芝生やグラウンドに多く生えています。

1846年にオランダから輸入されたのがきっかけで日本に根付き日本に広まったそうです。

花は白く、小さい花がたくさん集まって一つの丸い花に見える。葉はたまご形が3つ集まった形で白い模様がついてることが多く4つ集まった形は(四葉のクローバー)と呼ばれ見つけると幸せになると言われています!

最後に紹介するのはセイヨウタンポポです!

環境省指定要注意外来生物。日本の侵略的外来種ワースト100に選定されています

一見普通のタンポポですが日本のタンポポと違い繁殖力が強く寒さにも強いのが特徴です。一年中見ることが出来、暖地では真冬でも花や綿毛を見ることが出来ます。

形も二ホンタンポポと似ていますが見分けることは非常に容易です。どこで見分けるかと言いますと花の付け根にある総苞片(そうほうへん)の形です。セイヨウタンポポは総苞片の外片が下に反り返っていますが、二ホンタンポポは上向きで内片についています。 

↓の画像で見比べてみてください!

今回は暖かくなり身近で見られ、私が見つけた外来生物を紹介しました!

気温も高くなり,いろいろな生き物が観察できるようになってきましたね!熱中症に気を付けてタツノオトシゴの飼育にも励んでいきます!

今回もここまで読んでいただきありがとうございました!

ではでは~

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