付着生物③-②

こんにちは。現場担当の片岡です。
3月に入り気温が日に日に上がってきました。
早咲きの桜として有名な河津桜もすでに満開です。
本来、生物の和名はカタカナで表記されるのが一般的ですが、
河津桜は同じ静岡県内の河津町に原木があることから漢字で表記します。

今回も前回の続きで別の品種のイソギンチャクの有効活用について紹介します。



【ヒメキンカライソギンチャク】

鳥羽水族館様より引用させていただきました。

ヒメキンカライソギンチャクはジンゴロウヤドカリの成長に合わせて、
分泌液で貝殻を増築する珍しい習性を持っています。
これにより、ヤドカリはイソギンチャクの毒で外敵から身を守り
かつ、引っ越しをする回数が少なくなり、エネルギーの消失を
抑えることができるのではないかと思われます。

元々、イソギンチャクはヤドカリと共生していることが知られていて、
動きが遅いイソギンチャクはヤドカリのおかげで早く移動ができ、
ヤドカリはイソギンチャクの刺胞を使い捕食者から身を守れ、
相利共生の関係にあると言えます。

イソギンチャクとヤドカリの種の組み合わせはほぼ決まっているそうです。
ヤドカリは目当てのイソギンチャクを見つけると、
ハサミで自分の殻の上に移動させるそうです。
まるで美容師さんみたいですね(笑)


イソギンチャクは毒を持っているので恐ろしい存在だと思っていましたが、
牡蠣の養殖施設での有効活用やヤドカリの成長のサポートなど、
様々なところで有効利用されているとは思いませんでした!


次回はクマノミとの共生生活について紹介します!


ここまで読んでいただきありがとうございました。

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