国産ジビエの認証機関を目指します

日本で有名なジビエといえば、捕獲数や被害の多いシカ、イノシシが挙げられますが、実は狩猟の対象となっている野生鳥獣は全てジビエとして定義されます。シカ、イノシシ、野ウサギをはじめ、山鳩、真鴨、小鴨、尾長鴨、カルガモ、キジ、コジュケイ、最近話題のカラス、またフランスでは狩猟禁止で貴重なタシギ等の鳥類や、ヌートリア、ハクビシンといった珍しい動物も含まれます。※日本ジビエ振興協会より

ジビエ肉を安心・安全に食してもらうことを目的にして、農林水産省は2018年5月18日に「国産ジビエ認証制度」を制定しました。

この制度は、食肉処理施設の自主的な衛生管理等を推進するとともに、より安全なジビエの提供と消費者のジビエに対する安心の確保を図ることを目的としており、衛生管理基準及びカットチャートによる流通規格の遵守、適切なラベル表示によるトレーサビリティの確保等に適切に取り組む食肉処理施設の認証を行うものです。

弊社では、野生動物による被害の多い地域での捕獲から流通までに注目して、国産ジビエの認証機関を目指します。
また、野生動物に限らず 海外から食用として移入して放置されたり、本来は日本に生息していない生物が何らかの理由で自然界で繁殖した生物、いわゆる外来生物を食材として見直す事にも注目しています。

この記事を書いた人

伊藤 正輝

運営スタッフ